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天橋立「マリントピア・ザ・スイート」に2つのサウナ。銀温泉の水風呂と一棟限定の薪式

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京都府宮津市の一棟貸切ヴィラ『マリントピア・ザ・スイート』に、性格の異なる2つのサウナが加わった。貸切温泉スペースには宿泊者が時間予約して使うバレルサウナ『SAUNA RUHE(サウナ ルーエ)』を新設。13棟のうちデラックススイート1棟には、客室専用の薪サウナを備えた。

バレルサウナではセルフロウリュ、銀温泉を使った水風呂、屋内休憩、金温泉の露天風呂を一つの貸切区画で利用できる。デラックススイートの薪サウナは時間枠を設けず、宿泊中に棟の利用者だけで使う設備。共用区画へ向かうサウナと客室内で完結するサウナを、旅の人数や過ごし方に応じて選べる構成になった。

SAUNA RUHEは1日4枠、各70分の完全貸切

マリントピア・ザ・スイートの貸切温泉スペースに新設された木製バレルサウナ
株式会社にしがき

SAUNA RUHEは、貸切温泉スペースに設けた木製バレルサウナ。利用単位は1組で、ほかの宿泊者と同時に入る方式ではない。予約枠は15時30分から16時40分、17時10分から18時20分、18時50分から20時、20時30分から21時40分の1日4回。各回70分で、宿泊料金とは別の有料オプションとして案内されている。

全13棟に対して4枠のため、希望時刻は予約順となる。夕食の開始時刻、チェックイン、入浴、サウナの順番を先に決めておかないと、食事と利用枠が重なる可能性がある。特に囲炉裏料理やシェフ付きプランを選ぶ場合は、予約時に食事時間とサウナ枠を同時に確認したい。空き状況、追加料金、年齢条件、持参品は予約画面または施設へ問い合わせる必要がある。

温浴区画を貸し切るため、サウナ室、水風呂、休憩スペース、露天風呂まで同じグループで使える。男女一緒に使う場合の服装や水着の要否、タオル、サウナマットについては公開情報だけで判断せず、現地の利用案内に従いたい。飲酒後や体調不良時の利用を避け、70分の中でも水分補給と休憩を確保することが前提だ。

セルフロウリュは水とほうじ茶の2種類

完全貸切で利用するバレルサウナの外観
株式会社にしがき

サウナ室の中央にはストーブを置き、利用者自身で蒸気を発生させるセルフロウリュに対応する。通常の水に加え、ほうじ茶ロウリュを選べるのが特徴。休憩中に飲むほうじ茶と同じ茶葉を用いるとしており、焙煎した茶葉の香りを熱とともに室内へ広げる。ストーブへ一度に多量の水をかけると設備や体調に影響するため、投入量と間隔は施設の説明に従う。

サウナ利用者向けには、オロナミンC、ポカリスエット、ほうじ茶を用意する。これは客室冷蔵庫全体の内容や宿泊プランのフリードリンクとは別の案内であり、提供方法や在庫は当日確認したい。熱い室内に入る前から少しずつ水分を取り、喉が渇く前に休憩することが、貸切利用でも変わらない基本となる。

バレル型は曲面の木製壁に沿って熱が回る構造だが、室温や湿度は外気、扉の開閉、ロウリュの回数によって変化する。完全貸切だからといって設定を自由に変更できるとは限らない。子どもやサウナに慣れていない同行者がいる場合は、短い時間から試し、同じペースを求めないことも大切だ。

水風呂に銀温泉、温め直しには金温泉

セルフロウリュ対応ストーブを備えたSAUNA RUHEの室内
株式会社にしがき

SAUNA RUHEの水風呂には、客室の浴槽にも使う自家源泉『銀温泉』を張る。銀温泉は無色透明の弱アルカリ性・単純温泉で、施設案内ではメタケイ酸を含むと説明している。サウナ後の冷却用に温度を下げて使うため、温かい客室風呂とは同じ源泉でも体験の役割が異なる。

同じ貸切温泉スペースには『金温泉』の露天風呂がある。こちらは鉄分と塩分を含むナトリウム―塩化物強塩泉で、空気に触れると赤褐色になる。サウナで温め、銀温泉の水風呂で冷やし、休憩を挟んで金温泉の露天風呂へ移る流れを、屋外の共用大浴場ではなく一組の貸切区画で組み立てられる。

銀温泉と金温泉は色、泉質、利用場所が異なる。成分の感じ方や水温への反応には個人差があり、長く入ればよいものではない。水風呂が苦手な人は無理に全身を沈めず、掛け水や休憩で体温を調整する選択もある。高血圧や心疾患など体調面の不安がある場合は、利用前に医療専門職へ相談したい。

デラックススイート1棟には専用薪サウナ

SAUNA RUHEのほうじ茶ロウリュに使う茶葉
株式会社にしがき

もう一つの新設備は、デラックススイートに設けた薪サウナ。サウナを備える客室は4タイプすべてではなく、全13棟のうちこの1棟だけとなる。室内容積は14.7立方メートル、定員は8~9人、設定温度は最大90度。ウェスタンレッドシダー材、厚さ70ミリのEPS断熱材、二重強化ガラスの大型窓、L字型2段ベンチを組み合わせる。

熱源には薪ストーブを採用し、薪を燃やす作業から滞在体験に含める設計。SAUNA RUHEのような70分枠はなく、デラックススイートの宿泊者が滞在中に使える。ただし、火を扱う設備のため、着火、薪の追加、消火、換気の方法を自己判断で変えてはいけない。スタッフ説明や客室内マニュアルを確認し、子どもやペットがストーブへ近づかないよう管理が必要だ。

デラックススイートは屋内面積109平方メートルで、直径8メートルのプライベートプールと囲炉裏を備える。客室定員とサウナ定員は同じとは限らず、宿泊人数は予約条件を優先する。プールをサウナ後の水風呂として使えるか、季節ごとの水温や利用期間、夜間の使用範囲は、SAUNA RUHEの銀温泉水風呂と混同せず確認したい。

13棟の一棟貸切と、食事・温泉の組み合わせ

サウナと水風呂に面した屋内休憩スペース
株式会社にしがき

マリントピア・ザ・スイートは、天橋立と伊根町の間に位置する丘陵地の一棟貸切施設。全13棟が独立し、1棟ごとの敷地は685~1,604平方メートル。公式サイトでは全棟にプライベートプールと客室温泉を備えると案内し、宿泊者は客室の銀温泉を24時間利用できる。チェックイン場所は京都府宮津市日置4054のシエナヒルズ管理棟で、宿泊棟の所在地表記とは異なる。

客室は1LDKを基本とし、ベッドルームと畳スペースを用意する。ヒルトップドッグを除くタイプには囲炉裏があり、愛犬と泊まれる客室も設定されている。ペット同伴の可否、頭数、犬種、追加料金は客室タイプごとに確認が必要。デラックススイートの薪サウナを目的にする場合は、愛犬対応棟やほかのサウナ付き施設と取り違えないよう、部屋名まで指定して予約したい。

食事は囲炉裏料理、シェフ付き、セルフ調理、BBQ、素泊まりの5スタイルから選べる。冬は活ガニを客室で味わうカニマルシェプランもあり、2026年度の宿泊対象は11月8日から2027年3月20日。食事内容はサウナの利用料金に含まれるとは限らず、カニの杯数、調理方法、子ども料理、アレルギー対応を予約時に確認する必要がある。

予約前に整理したい利用条件

銀温泉を使ったSAUNA RUHEの水風呂
株式会社にしがき

2つのサウナは利用場所も予約方法も異なる。SAUNA RUHEは宿泊者向けの共用貸切温泉スペースにあり、1組70分を4枠で運用する有料オプション。薪サウナはデラックススイート1棟の専用設備で、同客室を予約した人だけが使う。名称だけで『貸切サウナ付き』と判断せず、どちらを希望するかを先に決めたい。

車の場合、京都縦貫自動車道の与謝天橋立インターチェンジから施設案内では約20分。公共交通で向かう場合は天橋立駅からの移動手段を確認し、チェックイン受付時間に間に合う行程を組む。降雪期は道路状況が変わるため、冬季のタイヤや交通情報も必要となる。施設の所在地は京都府宮津市日置3700-6だが、受付は管理棟で行う。

施設名 マリントピア・ザ・スイート
所在地 京都府宮津市日置3700-6
チェックイン場所 シエナヒルズ管理棟(京都府宮津市日置4054)
客室構成 一棟貸切・全13棟
SAUNA RUHE 貸切温泉スペースの木製バレルサウナ。1組ずつ、1日4枠、各70分
利用枠 15:30~16:40、17:10~18:20、18:50~20:00、20:30~21:40
追加料金 SAUNA RUHEは宿泊料金とは別の有料オプション。予約時に金額確認
ロウリュ セルフ式。水またはほうじ茶
水風呂 弱アルカリ性・単純温泉の銀温泉
露天風呂 ナトリウム―塩化物強塩泉の金温泉
客室専用サウナ デラックススイート1棟のみ。薪式、定員8~9人、最大90度
デラックススイート 屋内109平方メートル、直径8メートルのプライベートプール、囲炉裏
食事 囲炉裏、シェフ付き、セルフ、BBQ、素泊まり
アクセス 与謝天橋立ICから車で約20分
公式案内 https://www.marinetopia-suite.com/news/sauna/

新設情報は公式サイトのニュースと温泉・サウナ案内にも反映されている。一方、料金、空室、提供飲料、食事プラン、ペット条件は利用日によって変わり得る。予約確定前に、サウナ枠の確保、客室タイプ、食事時間、受付場所を一つずつ照合しておくと、現地での行き違いを避けられる。

利用者別に見ると、短時間で設備を試したい人は70分枠のSAUNA RUHE、薪を扱う時間も含めて自分たちのペースで過ごしたいグループはデラックススイートが候補になる。三世代旅行では、サウナへ入る人、客室温泉を使う人、プールやリビングで過ごす人が同じ敷地内で別々に動ける。全員がサウナを希望しない場合にも、一棟貸切の利点を生かしやすい。

デラックススイートの大型窓は室内から外を見通せる一方、薪ストーブの近くでは表面温度が高くなる。燃料の保管場所、使用できる時間帯、追加薪の扱い、換気や一酸化炭素対策は施設の運用に従う。火入れを利用者が行うと説明されていても、点火方法を知らないまま作業せず、最初にスタッフの説明を受けたい。

SAUNA RUHEの内気浴スペースは窓を開けて外気を取り込めるため、雨天や気温の低い日でも屋内を休憩場所にできる。露天風呂へは外気に触れて移動するため、足元と体温差に注意する。サウナ、水風呂、露天風呂をすべて70分内に詰め込まず、その日の体調に合わせて回数を減らす選択も必要だ。

冬のカニマルシェでは、間人、津居山、柴山、香住、浜坂の5漁港から届く活ガニを扱い、刺身、焼き、茹で、鍋、味噌雑炊を杯数に応じて組み合わせる。客室へ食事が届くため、貸切サウナの15時30分枠を先に利用し、その後は棟内で夕食を取る日程も組める。ただし活ガニプランとサウナ枠は別の予約事項であり、どちらかの確保がもう一方を保証するものではない。

サウナを利用できるヴィラは、にしがきグループの天橋立エリアにも複数ある。天橋立離宮 星音、日置浜ヴィラ、オーベルジュヴィラ久遠、温泉ヴィラ はなもみじなどが既にサウナを備える。日置浜ヴィラはジャグジー、久遠はプライベートプールを冷却場所に使うなど、施設ごとにサウナ後の動線が異なる。銀温泉の水風呂を希望するなら、マリントピア・ザ・スイートのSAUNA RUHEであることを確認したい。

一棟ごとの敷地面積に幅があり、客室タイプによって定員、プールの大きさ、囲炉裏、ドッグランの有無が変わる。グループ旅行では『全員が同じサウナへ同時に入れるか』『夕食をどこで取るか』『愛犬と泊まれるか』を分けて考える必要がある。デラックススイートの薪サウナは定員8~9人とされる一方、宿泊料金は6人までのルームチャージ制として案内されるため、7人以上の扱いは予約時に確認したい。

周辺観光では、日本三景の天橋立が施設からの主要な立ち寄り先となる。天橋立は全長約3.6キロメートルの砂州で、約6,700本の松が生育する。北側の傘松公園と南側の天橋立ビューランドは、それぞれ異なる方向から砂州を見渡す展望地。貸切サウナの時刻が固定されるため、観光を先に入れる場合は移動とチェックインに余裕を持たせたい。

伊根湾では沿岸に約230軒の舟屋が並び、一階を船の収納、二階を住居とする景観が残る。湾内を約25分で回る遊覧船もある。天橋立、伊根、ヴィラを同日に回ると移動が増えるため、SAUNA RUHEの夕方4枠のどこを取るかが旅程の基準になる。公共交通の場合はバスの本数も確認し、サウナ予約へ遅れない計画が必要だ。

11月は成相寺や展望地の紅葉時期と重なる。施設発表では例年11月上旬から下旬を目安としているが、色づきは気温や天候で変わる。紅葉、温泉、サウナ、カニ料理を一度に組み合わせられる季節である一方、道路混雑や日没の早さ、外気温の低下も考慮したい。屋内休憩スペースがあるSAUNA RUHEでも、露天風呂への移動時は急な温度差に注意が必要となる。

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